ジェルネイルは、通常3週から4週間でオフして新しいものに取り替えますが、ネイルをして数日や1週間などで1本だけ浮いてきたり欠けてきたりした場合、みなさんはどうしますか?

オフして最初から付け替えますか?それとも我慢してそのまま次のオフの周期になるまで放置しますか?

ジェルネイルの持ちの期間はどれくらい?付替えのペース、オフの頻度は?/セルフネイルの場合の注意点!

今回は、ジェルネイルをセルフで楽しむ上でも、知っておくととっても役立つリペアの方法についてお話します!

リペア(お直し)とは?

リペアとは、例えばジェルネイルが爪の先端や根元から浮いてきてしまったり、端から一部剥がれてしまったり、欠けてしまったりした時に行う、補修・お直しのことです。

持ちが悪い人必見!ジェルネイルがすぐにリフトする(浮く・剥がれる)原因は?セルフネイルで持ちをよくするには?

通常のオフの作業(付け替え・取り替え)とは何が違うのかというと、オフは全てジェルを取り除き、最初からネイルし直すことですが、リペアは、部分補修のようなイメージです。

「まだ取り替えの周期でもないのに、わざわざ新しいネイルに付け替えるのは面倒」…とか、「たったこれくらいの浮き、オフし直すほどではない」という時にもリペアは活躍してくれます。

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ネイルをしてから3週から4週間という、オフの周期よりも短いスパンでオフをするのは、自爪への負担も大きいのでオススメしません。

リペアは自爪の保護になるだけではなく、見た目も綺麗になるのでとってもオススメです!

難しい作業ではないので、このページでしっかりマスターしていってくださいね!

浮いてきたジェルをリペアしないで放置するのは危険?

なぜリペアが必要なのか、したほうがいいのかというと、剥がれたままだと見た目が嫌…という理由ももちろんありますが、浮いてきたジェルをそのまま放置することで、そこから自爪との隙間に水などが入りグリーンネイルなどのさまざまな爪のトラブルを引き起こしてしまうことがあります。

色、形の変形などの爪のトラブル!二枚爪やささくれ、グリーンネイル(爪カビ)?原因と対処法!

「これくらいの浮き、気にしなければいいか…」などと、軽く考えてはいけません!

それ以外にも、もともと爪が薄い人はジェルがとれたままでいると、爪が欠けたり折れることもありますよね。

自爪が欠けてしまうと、その部分が服やシャンプーの時に髪の毛に引っかかったりして、ストレスにもなります。

見た目が良くないだけでなく爪にとってデメリットも多いので、ジェルが浮いてきてからそのままにするのはやめましょう。

なぜすぐに浮いたり剥がれたりしてしまうの?考えられる原因は?

平均3週から4週間前後持つジェルネイルですが、セルフネイルをしてすぐに剥がれてしまうには原因があります。

自分で行ったセルフネイルが、通常のオフの周期まで持たない原因を知らないと、いくらリペアをしても根本的な解決にはなりませんよね。

例えば、ジェルが剥がれやすい生活習慣を送ってしまっている場合や、もともとの体質、その他にセルフネイルのやり方が正しくないケースも多いです。

セルフネイルのやり方や生活習慣を見直すことで、ジェルネイルが剥がれにくく、しっかりとオフの周期まで持つようになることもあると思います☆

詳しくはこちらのページ持ちが悪い人必見!ジェルネイルがすぐにリフトする(浮く・剥がれる)原因は?セルフネイルで持ちをよくするには?でお話しています。

セルフネイルでのリペアのやり方・方法

リペアのやり方を解説します!

★先端が欠けた場合のリペア
(1)まず、欠けてしまった部分をファイルで削って、段差をなくしてなめらかにします。
ジェルを削ろうとして自爪を削りすぎてしまわないように注意します。

(2)キッチンペーパーなどにエタノールをつけて削って出たダストを取り除きます。

(3)ここからは通常のジェルネイルのように、欠けた部分にベースジェル→カラージェル→爪全体にトップジェルでOKです。

★根元やフチ、爪先などから浮いてきた(剥がれてきた)場合のリペア
(1)甘皮除去(下処理)をしっかりします。

(2)爪からジェルが浮いている部分を、ファイルで全て削ります。

(3)ジェルが密着している部分との段差はファイルで滑らかにします。

(4)爪全体もサンディングします。(ジェルの定着をよくする程度)

(5)根元など段差を埋めるジェルを塗る。(ベースジェルやカラージェル)

(6)通常のネイルのように、トップジェルを塗って仕上げる。


どの部分のリペアをするにも、まずプレパレーション(下処理)と油分除去は必ず必要です。

ただ、デザインによってはリペアで補修するのは難しいこともあります。

リペアをする時に注意すること

まずは、浮いてきてからリペアをするまでの期間について。
リペアをしていいのは、ネイルが浮いてきたり剥がれてきたことに早い段階で気付けたときです。

例えば、ジェルが浮いてきてから数日経ってからだと、もうすでに自爪とジェルとの隙間に水やゴミなどが入り込んでしまっている可能性があるため、この状態からリペアすると、先ほどお話したようなグリーンネイルなどの爪トラブルに発展しかねません。

剥がれた部分のジェルはしっかり取り除くことが出来て、剥がれた部分以外はしっかり密着しているならいいのですが、あまりにも広範囲にわたって剥がれすぎている場合などは、リペアではなく全てオフしてやり直すなどの見極めは必要だと思います。

たかがそのオフの手間をケチったせいで、爪のトラブルを招いてしまっては、元も子もないですから(笑)

また、浮いてきた部分をリペアで補修出来るからと言って、取り替えの周期がきてもオフをしないでリペアを繰り返せばいいと言うことではありません。

正しい周期でオフをするということは、とても大切なことです。

リペアを繰り返したりして常に爪にジェルがついていると、自爪の健康状態を管理することも出来ませんし、なにか異常があったときにも、発見が遅れてします。

リペアはあくまでも応急処置的な方法であって、リペアを繰り返せばオフをしなくても済むよ!という技術ではないので注意しましょう。

ネイルサロンでやってもらったネイルは?

ネイルサロンで施術したもらったネイルに関しては、施術日から1週間以内は無料でお直しOK!としているサロンも多いので、サロンで補修してもらうのもいいと思います。

無料お直しの期間はそのサロンごとで異なりますが、期間が短いサロンで3日、長いと1週間と設定しているサロンもあります。

無料でのお直しがあるかどうか、施術してもらったサロンに問い合わせてみましょう。

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セルフネイルでのリペアの方法を覚えておけば、ネイルサロンでやってもらったネイルが浮いてきたときに、自分でサッとリペアしたりも出来ます!

時間がなくてネイルサロンにわざわざお直しに行ってられない!という人でも、自宅にいながら補修を済ませてしまうことが出来ますね。

セルフネイルとネイルサロンとを比較したページはこちらです♪
参考に読んでみてください。
ジェルネイルをするならセルフネイル?ネイルサロンとどっちがいい?メリット&デメリットの比較!