これからネイルサロンに通おうと思っている人や、自宅でセルフネイルを始めようと思っている人など、「ジェルネイルは持ちが良い!」とは聞くけど、具体的にどれくらいもつのかって、気になるところですよね!

ジェルネイルが持つ平均的な期間を知ることで、「あれ?私の場合持ちが悪いかも」と気付けたり、ネイルサロンの次の予約を取る目安になったりもします。

見た目で判断をして、正しいペース(周期)でジェルの付替えをしないでいると、思いがけない爪の不調やトラブルを招くことになったり、最悪の場合ジェルネイルを健康な爪で続けられなくなってしまうこともあります。

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つまりジェルネイルの場合、”見た目がまだ大丈夫そう=まだオフしなくてもいい”というわけではありません。

正しい付替えのペース(オフの周期)を知るということは、健康な爪でジェルネイルを続けることにも繋がりますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

ジェルの持ちってどれくらい?平均的な期間は?

ポリッシュよりも持ちがいい!と言われるジェルネイルですが、実際どれくらいの期間持つのかというと、だいたい”3週から4週間”と言われています。

ジェルネイルをしてから、3週間から4週間ほど経過したら、付替え&オフのタイミングということです。

ただし、この「持ち」に関してはあなたの爪の生活環境や、体質、施術のされ方などで大きく左右されます。

私の場合ですが、正しい施術をして爪の生活環境も良い状態だと、軽く5週間はほぼ1本も欠けず&折れず&浮かずで生活していられます。

ちなみに、手よりも足の爪の方が爪が伸びるペースが遅いため、フットネイルの場合の持ちはだいたい1ヶ月から1ヶ月半(5~6週)となります。

ネイルサロンでプロによる施術を受けていたとしても2週間でジェルが取れて(浮いて)しまったり、自分でセルフネイルをしていて1週間しか持たない!という人もいると思います。

人によってジェルネイルがどれくらい持つのかというのは、かなり個人差が大きいですが、見た目や衛生面、爪の健康面などを考えて、無難な周期がだいたい3週から4週間ということですね。

ですが、ネイルが浮いていない・折れていないから、それまではまだオフしなくてもいいかな!というのとはまた話が違います。


ジェルネイルの持ちを左右する原因については、この先でお話しますね。

ジェルの付替えの周期にオフしないでいたら、爪はどうなる?

もしジェルネイルの付替え(オフ)の正しい周期・ペースを守らないでジェルネイルを付けたまま放置していると、どうなるのでしょうか?

「まだ取れていないし大丈夫そうだからオフしなくていいや…」と、オフの目安の周期が過ぎてもオフしないで放置していると、思わぬところからネイルが折れてしまったり、亀裂の原因となったり自爪が弱ってしまいさまざまなトラブルを招いたりします。

見た目はジェルが取れていないように思えても、自分が気付かないだけで実は見えないくらいのレベルで端は浮いてきていたり、わずかに爪との間に隙間が空いていたりと、ジェルと爪が完全に密着していない状態になっていることがほとんどなんです。

爪からジェルネイルが浮いて隙間が出来てしまうと、その隙間から水などが入り込むことでよくあるのが、膿菌という細菌が繁殖した爪カビ(グリーンネイル)という爪の症状です。

グリーンネイルについてはこちらのページ色、形の変形などの爪のトラブル!二枚爪やささくれ、グリーンネイル(爪カビ)?原因と対処法!で詳しくお話しています。

取り替えるのを先延ばしにしてリフトしたり何かトラブルが出始めてからでは、爪のコンディションも悪くなり、次新しいネイルをしても、コンディションの悪い状態の爪にネイルをするので、新しいネイルの持ちも低下してしまうんですよ。

お肌のファンデーションで例えるとわかりやすいかもしれませんね。

お肌の調子がいいときにファンデを塗ると、長時間お化粧直ししなくても良かったりしますが、お肌のコンディションが悪いとお化粧崩れし始めるのも早くありませんか?

それと同じように考えてもらうと、この意味がわかると思います。

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ネイルサロンに行くと、ネイリストの方から「次のネイルの付替えの周期は○週間後になります」などと案内があると思うんですが、それは営業目的だけではなく、ジェルネイルを健康な爪で続けられるように、定期的な予約を取るよう勧められているんです。

ジェルの付替えの頻度は、セルフネイルをしている人は特に注意して欲しい部分でもあります。

ネイルサロンに通うのであれば、ジェルの付け替えやオフの時に自爪の健康状態を見て、ネイルをお休みした方がいい、続けても大丈夫、などの判断をプロのネイリストさんがしてくれると思います。

爪トラブルなどがあれば、プロの目でしっかりと見極めて気付いてくれるので安心です。

しかしセルフネイルをしている方は、どうしても自己判断になってしまう部分が多いので、自爪の健康状態については自分でよく観察するしかないのです。

適切な付け替え時期にジェルをオフしないと爪のトラブルを招くリスクも増えてしまうので、そういったことにならないためにもセルフネイル派さんは特にジェルの付け替え時期を守るようにしてくださいね。

爪の健康管理のためにも、セルフネイルをしている方も定期的にネイルサロンに行くようにすると安心かもしれませんね。

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長期間経ったジェルネイルは見た目的にも良くないですし生活に支障をきたすので、やはりいくらまだジェルネイルが取れていなくても、正しい周期でジェルは新しいものに付け替えることをオススメします!

本来、正しい周期でオフをしていれば、この爪カビなどの病気になることはほぼないと思いますので安心してください!
実際、私がこれまでネイルをしてきたお客さんの中でも、爪カビになっていた方はいなかったです。

ジェルネイルをするならセルフネイル?ネイルサロンとどっちがいい?メリット&デメリットの比較!

ジェルネイルがいくらまだ持っていたとしても、折れたり浮いたりなどのそういったトラブルになる前に、しっかりとチェンジするのがベストなんです。

ネイルが浮き始めてしまってからしかオフやチェンジをしない!という方や、爪が伸びてきたから爪切りでネイルごと切ってからオフに来店するという方は、二枚爪や爪が薄くなってしまう原因にもなりやすいので、注意しましょう。

オフのペースが短ければいいということではない!過度な付替えは逆にNG!

定期的にオフすることが大切だからといって、あまりに短い期間内にこまめにオフを繰り返せばいいということではありません。

たまにセルフネイルをしている人で「1週間ごとに付替えをしている」という方を見かけますが、必要以上のオフはかえって逆に自爪への負担がかかってオススメしません。

正しい周期でジェルを付け替えることは、健康な爪でネイルを楽しむことに繋がりますが、頻繁にオフをすればいいということではないので気をつけましょう。

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キレイな爪でいるためのネイルです!

せっかく楽しむのであれば、見た目の美しさ&健康にも気を配って、「ネイルが浮いたらオフ」ではなく正しい周期で「浮き始める前のオフ」を心がけてくださいね♡

自分のジェルは持ちが悪いかも!ジェルネイルの持ちを悪くする原因は?

ジェルネイルの平均的な持ちの期間を聞いて、「自分のジェルは持ちが良くないかも…」と思った方もいると思います。

セルフネイルをしている人は、最初どうしても”ジェルの持ち問題”の壁に突き当たってしまうと思いますが、ネイルサロンでプロに施術してもらっている人も、ジェルの持ちが悪いと感じている方も少なくないかもしれません。

先ほどお話した通り、ジェルネイルの持ちはその人の爪の生活環境や、体質、施術のされ方などで変わってきます。

例えば爪切りを使って爪を切る人や、家事などで水仕事をよくする人、爪の先端をよく使う人、そしてセルフネイルなどで下処理やジェルの塗布が適切な方法で行われていない場合なども、持ちが悪くなる原因になってしまいます。

ジェルネイルの持ちを悪くする原因については、こちらのページ持ちが悪い人必見!ジェルネイルがすぐにリフトする(浮く・剥がれる)原因は?セルフネイルで持ちをよくするには?で詳しくお話しています。


ジェルネイルの持ちの良さというのは、ポリッシュ派の人がジェルネイルに乗り換える1番の理由でもありますし、私もその1人です。

正しい周期でジェルを付け替えていれば自爪の健康へのリスクは減らせると思うので、健康な爪でネイルを楽しめるよう、オフの取り替え時期はきちんと守りましょう!

ジェルネイルの持ちの期間はどれくらい?付替えのペース、オフの頻度は?/セルフネイルの場合の注意点!